創作活動ブログ 器用貧乏

なんでもそこそこできるけど極めるほどハマれない、器用貧乏な筆者が創作活動における成長の過程を貼っていきます。

名刺を見ても誰だか思い出せない・・・。

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 サラリーマン・ビジネスマンにとって、名刺は必需品だ。とりあえず知らない人に会ったら、胸ポケットからさりげなく名刺入れを取り出し、「はじめまして、○○会社の○○と申します」的な感じで名刺を差し出す。相手も同じように差し出して来たら相手の名刺を自分の名刺入れの上に、自分の名刺を相手の名刺入れの上に置いて交換するのが正しい名刺の渡し方だ。この時、できるだけ下から名刺を差し出すようにするのがへりくだったイメージを相手に与える意味で効果的だろう。

 

 さて、そんな風に名刺を交換した直後は、当然ながら名刺を見て相手の肩書や名前を覚える。しかしその後時間がたつとほぼ確実に忘れる。いや、その人が仕事上重要な人物で、その後何度もお世話になるような人であれば覚えているだろうが、多分今後もう会わないだろうな、というような人は完全に記憶から消える。でも名刺は手元にある。肩書を見ると、「ああ、あの出張の時にあった人だ」となんとなく思い出すが、顔までははっきりしない。

 そんなとき、その名刺、どうするべきだろうか。また今後何かの縁で会うかもしれないから、保存しておくべきか?なんとなく人からもらった名刺というのは捨てづらいものだ。・・・といっても私は結局捨てる。結局顔も思い出せないということはそれまでの関係だったのだ。また何かの縁で会った場合は、はじめましてからスタートすればいいではないか。あれ、もしかして一回あったことあります?そんな会話をしてもいいんじゃないか。

 最近は名刺管理アプリとかもできて、一度会っただけの人でも名刺を持っているだけで社内で共有できたり、すごいことになってるなーと思う。

「名刺管理アプリはどれが使いやすい?」⇒http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1305/15/news090.html

 でも人間関係の濃度って何度も何度も会って、やっと少しずつ深くなっていくものだ。名刺一つ持っていたからと言ってそんなに話が早く進むわけではない。まあつながりをつくるきっかけにはなると思うけど。

 

 というわけで、私は名刺一つで相手に顔と名前を覚えてもらおうとは全く思っていないわけだが、世の中には実に工夫された名刺がたくさんある。市役所の人はその地域の名産や名所をプリントしたり、ゆるキャラを使ったりしている。デザイナーの人は紙質にもこだわっていて、半透明なプラスチックとか、ちょっとカッコいい感じに仕上がっていたりする。私も便乗して一つ考えてみた。

 

 「袋とじ名刺」(おもちゃ其の29)

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 (使い方)

 取引先で相手に渡す。

 その場で袋とじを破ってもらう。

 ちょっとしたドキドキ感を与えることができる。

 

 まあ俗に言う「吊り橋効果」で、ちょっとは覚えてもらえるんじゃないでしょうか。