創作活動ブログ 器用貧乏

なんでもそこそこできるけど極めるほどハマれない、器用貧乏な筆者が創作活動における成長の過程を貼っていきます。

赤ちゃんは得てして、高価なおもちゃよりも変なゴミみたいなもんが好きである。(子育てザッカンへ移動済)

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  うちにはたくさんのおもちゃが溢れている。数々のミニカー類、積み木、パズル、人形、ぬいぐるみ、でんでん太鼓、音が出る絵本。しかしこれらすべてが子供のお気に入りとは限らない。

 

 これらのおもちゃは、自分で買ったもののほか、人からの貰いものであったり、自分の親や義父母に買ってもらったものなどもある。自分で買うものは値段を見ながら子供の興味関心を勘案してぎりぎりのクオリティのものを買うが、私の父母などは特に値段を気にせず買うので、自分たちでは買えない高価なおもちゃを買ってもらうことが多くなる。非常に感謝している。

 しかしこの親や祖父母の気持ちなどはお構いなしに、赤ちゃんは気に入らないおもちゃは無慈悲に投げ捨てる。誰が買ったものだろうが、どんなに高価なものだろうが関係ない。つまらないものはつまらないのだ。しかもそれはその日の気分によっても変わる。ある日に積み木に興味を持ったかと思えば、次の日はどうでもよくなりミニカー遊びに邁進する。その心は全く読むことができない。

 しかも、よく表情や行動を観察してみると、赤ちゃんのためのちゃんと作りこまれたおもちゃよりも、そのおもちゃが入っていたパッケージの透明なプラスチックや段ボールなどの方が好きなようである。赤ちゃんのためにデフォルメされていない、工業的な雰囲気が新鮮に感じられるのだろうか。同じように、赤ちゃん用のおもちゃのケータイよりも、圧倒的に私や妻が使っている現役のスマホに興味を示す。テレビのリモコンをポチポチするのも大好きだ。使わなくなった古い携帯を与えても、すぐに飽きて現役の方に向かってきて、よだれや指紋をベタベタつけまくる。もはや嫌がらせである。

 このように、子供はその辺にあるつまらないものが好きなのである。大人は子供がかわいくていろいろなおもちゃを買い与えたくなるが、子供の視点に立てば、もっとゴミみたいなもんの中に、創造力をかきたてる要素がたくさん含まれているかもしれない。

 さて、そういった視点で考案された、リーズナブルかつダイナミックなおもちゃがコレだ。

 

「段ボール号」(おもちゃ其の27)

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(使い方)

 上記のイメージのとおり、ハンドル付きの枠を段ボールにはめ込む。

 部屋のその辺に置いておく。

 すると・・・

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 こうなる。

 

 低コストで魅力的なアトラクションが生まれる画期的な製品である。折りたたみができるようにすれば、携帯にも便利。お出かけ先に段ボールさえあれば、いつでも気分はキャプテン・ルフィである。